本記事について
このような方におすすめ
- タイトルとディスクリプションの意味を知りたい
- SEOに効果的な付け方を知りたい
- それぞれの適切な文字数を知りたい
記事を読む価値
タイトルとメタディスクリプションについての基礎知識と具体的な書き方をわかりやすく解説いたします。
この記事を読み進めることで、誰でもSEOに効果的な書き方を理解できるようになります。
本記事の信頼性
当記事は、大阪のホームページ制作会社パープルグラフィックスが作成しています。
弊社は2010年9月に設立して以来、10年以上もこの業界で数多くのホームページ制作とSEO対策をしてまいりました。
そんなホームページ制作会社の担当者自らが、SEO対策におけるタイトルとメタディスクリプションの書き方についての知識を、初心者の方にもわかりやすくご説明いたします。
タイトルタグとは
タイトルタグとは、ホームページのHTMLのコード内に記載する、Webページやブログ記事などのコンテンツの見出し部分に表示されるテキストのことです。
タイトルは、Googleなどの検索エンジンの検索結果ページに表示される最初の情報であり、ページの内容を要約するための役割を果たし、SEO的にも非常に重要な要素となります。
タイトルの適切な文字数
パソコンでは28〜29文字が目安となります。
この28〜29文字を超えると、「…」となって超過分は表示されません。
一方、スマホではもう少し多くて、34〜35文字表示されるのですが、タイトル文はパソコンとスマホを別々で設定することができないため、パソコンの28〜29文字に収まるように考案することをおすすめします。
タイトルとh1を揃えるケースが多い
タイトルがページのタイトルを表すのに対し、h1はそのページ内の大見出しの役割を果たします。ほぼ同じような位置づけのため、両者を同じ内容に設定するケースがよくあります。
そこで、タイトル文はh1でも使用することを見据えて、あえて29文字以上に設定する場合もあります。
タイトルタグがSEO対策で最も重要な理由
- 検索順位に影響を与える
- ユーザーのクリック率に影響を与える
検索順位に影響を与える
Googleなどの検索エンジンは、タイトルに含まれるキーワードやフレーズを分析して、ページの内容を理解しています。
そのため、タイトルは、ユーザーにページの内容をわかりやすく伝えるだけでなく、検索エンジンにとって検索順位を決める非常に重要な役割を担っています。
ユーザーのクリック率に影響を与える
ユーザーは検索結果に表示された膨大なホームページの中から、タイトルとディスクリプションを見て、「このサイトが良さそう」と予測を立ててクリックをします。
その際、とてもじゃありませんが、全てをクリックできるわけではないので、タイトルとディスクリプションから中身を予測して、クリックをするわけです。
したがって、クリックしたくなるようなタイトルを付ける必要があるわけです。
SEOに効果的なタイトルの付け方
- キーワードを必ず含めて、重要なキーワードは左側に配置
- 内容がわかるタイトルにする
- クリックしたくなる、気になる表現にする
1. キーワードを必ず含めて、重要なキーワードは左側に配置
タイトルに、(上位表示を狙っている)キーワードを含めることは必須条件です。
さもないと、クリック以前の問題で検索順位が下がったり、そもそも検索結果に表示されることすらなくなるかもしれません。
さらに、Googleは、タイトル文の先頭の言葉から順に評価をするので、狙いたいキーワードを左側に配置するようにしましょう。
『梅田 弁護士』がキーワードの法律事務所の場合
■良い例…梅田で弁護士をお探しなら○○法律事務所
※キーワードが左端にあり、重複キーワードもない
■悪い例…法律でお困りの方は梅田の○○法律事務所
※キーワードが網羅されず、位置も左にない。さらに「法律」の単語が重複している
2. 内容がわかるタイトルにする
先述したように、タイトル文はユーザーのクリック率に大きな影響を与えます。
タイトル文を、ユーザーの探している情報が掲載されているホームページだとわかるようにすることで、はじめてユーザーにクリックされるわけです。
3. クリックしたくなる、気になる表現にする
『2』のようなタイトル文にすることは大切ですが、同じように他のホームページも内容がわかるタイトル文にしていることかと思います。
そんな中でも、ご自身のホームページがユーザーに選ばれるためには、ぐっと目を引くような、気になってクリックしたくなるようなフックをタイトル文に入れることが、戦略として必要になります。
メタディスクリプションとは
ディスクリプションとは、検索結果でタイトル文の下に表示される、コンテンツの概要を示す説明文のことを指します。
ディスクリプションは、検索エンジンの検索結果ページに表示されるページの要約情報であり、タイトルと並んで非常に重要な役割を果たします。
メタディスクリプションの適切な文字数
以前は120文字程度と言われていましたが、現在では75文字程度が良いようです。
75文字以上になると、タイトル文の時と同様「…」となって超過分が表示されません。
ディスクリプションが重要な理由
- ユーザーのクリック率に影響を与える
- 検索キーワードが含まれていると太字で表示される
ユーザーのクリック率に影響を与える
タイトル文と同様で、検索結果画面でユーザーがクリックするかどうかの判断基準になるため、コンテンツの内容を要約した内容にしつつ、クリックしたくなるようなアピールを入れることで、クリック率を高めることができます。
検索キーワードが含まれていると太字で表示される
ユーザーが検索時に入力したキーワードと一致した単語がタイトル文に含まれていると、その単語が太字で表示されます。
すなわち、ユーザーに対してニーズとコンテンツがマッチしていることをアピールできるわけです。
SEOに効果的なディスクリプションの付け方
- 制限文字数75文字いっぱいを使って作成する
- キーワードを含める
- ユーザーの興味を惹くものにする
- 複数のページで使い回さない
タイトル文と同様、文字数制限はあるものの、多くの文章を盛り込むことができるため、文字数制限いっぱいを使用して要約文を作成しましょう。
その際、太字効果を狙って必ずキーワードを含めてユーザーの興味を惹く内容にすることがポイントです。
ディスクリプションは、タイトル文と違って直接検索順位に影響しないため(※後述)、全ページで全く同じディスクリプションを使いまわしているケースをたまに見かけますが、必ず全ページで個別に用意した内容にするようにしましょう。
ディスクリプションは直接検索順位に影響しない?
ディスクリプションは、Googleの検索順位付けに使われていないと公言しています。
しかし、Googleはディスクリプションの設定を推奨しているのですが、それはなぜでしょうか?
まず、ホームページ制作者が「このページはこんな内容です」としっかりディスクリプションを設定することで、googleはそのコンテンツ内容の解釈に、ディスクリプションの内容を役立てています。
さらにユーザーファーストの観点からも、タイトル文だけでユーザーは内容を把握できないとし、要約文としてのディスクリプションを設定することを推奨していると考えられています。
まとめ
今回は、タイトルとディスクリプションの書き方についてご紹介いたしました。
タイトルとディスクリプションには、書き方のテクニックが存在しているために必ずここでご紹介した内容は、抑えていただけると良いかと思います。ページ数の多いホームページやブログを運営している方にとってはなかなかのご負担かと思いますが、せっかく作ったコンテンツを無駄にしないためにも、重要なページからでも1ページずつ、改善してみてはいかがでしょうか?
大阪のパープルグラフィックスは、このタイトルとディスクリプションを理解した上で、ホームページ制作からSEO対策までを一貫して請け負っています。
自社サイトの順位を上げたい方や、これからホームページを立ち上げたい方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。