【2023年最新版】SEOとは?SEO対策の基礎から具体的な12の施策方法までをわかりやすく解説

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【2023年最新版】SEOとは?SEO対策の基礎から具体的な12の施策方法までをわかりやすく解説

本記事について

このような方におすすめ

  • SEO対策についての知識を得たい
  • 自分のホームページの検索順位を上げたい
  • 最新のSEOについて学びたい
  • 有料広告をやめてSEOだけでWEBの集客をしたい

記事を読む価値

SEO対策の基礎から具体的な施策方法をわかりやすく解説いたします。
この記事を読み進めることで、誰でもSEO対策の基礎を理解できるようになります。

本記事の信頼性

当記事は、大阪のホームページ制作会社パープルグラフィックスが作成しています。
弊社は2010年9月に設立して以来、10年以上もこの業界で数多くのホームページ制作とSEO対策をしてまいりました。
そんなホームページ制作会社の担当者自らが、SEO対策の基礎から最新の情報までを、初心者の方にもわかりやすくご説明いたします。

SEOとは

SEOとは、「Search Engine Optimization」(検索エンジン最適化)の略称であり、ホームページをGoogleやYahoo等の検索エンジン上でより上位に表示させるためのテクニックのことを呼びます。

具体的には、Googleの検索エンジンがどのようにコンテンツをクロール(ホームページ内を巡回してチェックすること)して、インデックス(検索エンジンに登録されること)して、順位付けするかを理解して、そのアルゴリズムに基づいてホームページを最適化することで、検索エンジン上での表示順位を向上させることが目的となります。

これには、そもそもどんなキーワードで上位表示させたいかを検討したり、ホームページのタイトルやディスクリプション(検索結果に表示されるホームページのタイトルと説明文のこと)等のメタデータの最適化、コンテンツの品質改善、内部リンク構造の改善、外部リンクを取得することなどが含まれます。

SEO対策を行うことによってホームページが検索結果の上位表示されれば、当然大勢の方の目に止まり、SEO対策をする前と比べて数多くのアクセス数を得ることが出来て、より多くの人々にコンテンツを届けることができるでしょう。

SEO対策の基礎知識

SEO対策について知っておくべき基礎知識をいくつか紹介します。

Googleは世界で最も多くの利用されている検索エンジン

Googleは世界で最も多くの検索ユーザーに利用されているため、Googleのアルゴリズムに適合するSEO対策が重要というわけです。
中には、普段Googleは使わず、Yahooで検索されている方も大勢いらっしゃるかと思いますが、実は、YahooもGoogleのアルゴリズムを利用して検索結果を表示させているので、結局はGoogleを意識する必要があるというわけです。

Googleの検索エンジンのアルゴリズムを理解することが必須

Googleの検索エンジンは、「アルゴリズム」と呼ばれるルールに基づき、ホームページを評価して検索時の順位を決定しています。つまり、検索順位を上げるためには、Googleのアルゴリズムを理解し、それに適合するSEO対策を行う必要があるということです。

ホームページのコンテンツの品質が重要

Googleの検索エンジンは、ホームページ上のコンテンツの品質を評価します。
当たり前のことではありますが、より質の高いコンテンツを提供することが、検索エンジンの順位を上げることに繋がります。

キーワードの選定が重要

ホームページを作るには、当然書きたい記事(内容)があるわけですが、それを一般のユーザーはどんなキーワードで検索してここへたどり着くのか、そしてどんな悩みがあって、どんな答えを求めてやってくるのかを、考えながら作っていく必要があります。
検索順位を上げるということは、こういうニーズが前提にあることを考えて設計する必要があります。

リンクが重要

ホームページの信頼性を高めるために、外部サイトからのリンクを獲得することが重要です。
これを「外部リンク」と呼びますが、一つのホームページ上にあるページ同士を上手にリンクで繋ぐことも重要となります。これを「内部リンク」と呼びます。
読者にとって必要なリンク構造を貼って、且つそのテキストリンク内にキーワードを含めることで、Googleのロボットはホームページ内をより理解しながら巡回することができるわけです。

SEO対策のメリット

SEO対策を行うことで、以下のようなメリットが得られます。

ホームページのアクセス数が増える

SEO対策によって、検索エンジン上での表示順位を向上させることができるため、ホームページへのアクセス数が増えます。アクセス数が増えることで、ビジネスやブランド認知を向上させたり、ホームページ上での売上をUPさせることができます。

ターゲットユーザーにアプローチしやすくなる

SEO対策を行うことで、特定のキーワードやフレーズに関連するコンテンツが検索エンジン上で上位に表示されるため、ターゲットとするユーザーにアプローチしやすくなります。

リスティング広告に比べてコストパフォーマンスが高い

SEO対策は、リスティング広告などと比べて圧倒的に低コストで行うことができます

検索上位表示させるもう一つの手段として、リスティング広告などがありますが、こちらは課金によって上位表示を行います。したがって、リスティング広告は課金をストップした途端に検索結果から姿を消してしまいます。
一方、SEO対策による検索上位表示は、順位が上がるまでは時間もかかり苦労しますが、その後もご自身の財産となる(※)というところがSEOの特徴になります。

※Googleのアルゴリズムは日々進化するため、SEO対策を長期間怠ると、SEO対策をし続けている競合に追い抜かれてしまうため、放置して良いという意味ではありません。

SEOで検索順位が決まる仕組み

検索順位が決まる仕組みは、検索エンジンのアルゴリズムによって決まります。
検索エンジンは、クローラーと呼ばれるプログラムを使って、ホームページをインデックス(登録)し、独自のアルゴリズムによってホームページを評価して、検索結果の順位を決定します。

ではそのアルゴリズムについて代表的な4つをご紹介します。

コンテンツの質(検索キーワードとの適合性)

検索ユーザーが検索クエリに入力したキーワードと、実際のホームページのコンテンツがどれくらいマッチしているかが、順位に影響します。
また、そのコンテンツそのものが、検索ユーザーの求める情報をしっかりと提供できているか(ユーザーのニーズに応えられているか)が重要となります。

仮にタイトルやディスクリプションが魅力的で、ユーザーからクリックをされたとしても、実際の内容の品質が低ければ、ユーザーはすぐに離脱し、他のホームページを探すために再検索を行うでしょう。
でも実は、これらのユーザー行動はGoogleにしっかりと観られていて、減点対象となります。

評価を下げられないためにも、ホームページ上でユーザーの問題を解決してあげられるようなコンテンツを用意することが重要となります。

被リンク(ページの信頼性)

被リンクとは、外部のホームページから自分のホームページへリンクを貼られることを指します。

シンプルな考え方としては、他者から引用されたり紹介されるということは、有益なホームページなのであろう、という評価の仕方です。以前に比べてSEOにおける被リンクの重要度は下がりましたが、それでもまだまだ重要な要素といえます。

自作自演などの悪質な被リンクはマイナス評価に繋がりますが、以下のような有益な被リンクは、特にプラスに働きます。

  • ページランク(※)の高いホームページからの被リンク
  • 関連性の高いホームページからの被リンク

※Googleは、それぞれのホームページを独自にランク付けしており、そのホームページのランクが高い程、被リンクの価値も高くなります。

サイト設計

ホームページのコンセプトやテーマのことです。
色んなテーマの記事を扱いすぎて、結局何のホームページか、何のページかわからないホームページよりも、テーマに一貫性のある特化型のホームページの方が良いとされています。
これは、後述するE-E-A-Tという指標における「Expertise(専門性)」に通じることになります。

その他

ユーザー行動

ユーザーがどう行動したかという実際の反響も、後々検索順位に返ってきます。
具体的には、主に以下の行動が挙げられます。

  • 検索結果に表示されてから訪れるまでのクリック率
  • ホームページに訪れてからの滞在時間
  • ホームページ上でのユーザー行動(どこまでスクロールして、どのボタンを押して、どのページへ遷移するか等)
  • いつどこでユーザーが去っていくか

これらのユーザー行動によって、検索キーワードとどれくらいマッチしているか、ユーザーが満足いくコンテンツが用意されているか、ユーザーが次のアクションを起こしたくなる魅力があるか、などの点をチェックされます。

モバイルフレンドリー

スマホの普及率が上がった今、ホームページはスマホで閲覧した際に、しっかりと読みやすい文字サイズとなっているか、ボタンが指で押せるサイズや位置にあるか等を細かくチェックされています。これらのチェックリストをクリアできているホームページは、検索エンジンから「モバイルフレンドリー」として認識されて、品質が高いと判断されます。

SEO対策の種類

SEO対策には大きく分けて、内部SEOと外部SEOの2つの種類が存在します。
以下に、具体的な12の対策をご紹介します。

内部SEO対策

ホームページ自体の内容に施策を行うのが内部SEO対策です。

適切なキーワードの選定

検索ユーザーがよく検索するキーワードを選定し、ホームページ内で適切に使用することがSEO対策の基本です。
選定したキーワードを、後述するタイトルタグやメタディスクリプション、コンテンツ内に適切に配置することで、検索エンジンに対する信頼性を高め、検索順位を上げることができます。

ページ内でキーワードを程よく使用することは、キーワード対策として有効ですが、不自然にやりすぎてしまうと返ってペナルティを受けてしまうことになります。
ユーザーが読んでいて、不自然に感じないような出現率をめざしましょう。

タイトル・ディスクリプションの最適化

メタデータ(タイトルタグ、メタディスクリプション等)は、検索エンジンにとって非常に重要な情報源となります。適切なタイトルタグやメタディスクリプションを設定することで、検索エンジンにとってホームページの内容をより正確に理解させることができ、ランキングの向上につながります。

タイトル・ディスクリプションの効果的な書き方については、以下の記事で詳しく解説しております。

見出し(hタグ)の適切な使用

少々専門的な話題になってしまいますが、通常、見出しには「h1」や「h2」などのタグを、表では見えないところで使用しています。
※『h』はheading(見出し)の略です。

これらのタグを用いた見出しは、本文よりもさらにキーワードの内容を着目・評価されることになります。
したがって、見出しはコンテンツを表す内容にすると共に、どうキーワードを盛り込むかを慎重に考えて考案する必要があるというわけです。

h1…ページの大見出しで、基本的に1ページに1つのみを設定します。特別な理由がなければ、そのページのタイトルをそのまま設定して構いません。

h2…ページの中見出しで、いわゆる目次に掲載される項目名ですが、このチョイスが重要です。他のSEO上位サイトがどのようなh2見出しを使用しているか、競合調査を行い、設定することが大切です。

高品質なコンテンツ(E-E-A-T)を用意する

先述したように、そもそもユーザーにとって有益な情報を提供する必要があります。
したがって、内容やボリュームの薄いページで上位表示を狙うのは難しいといえます。
質はもちろんですが、網羅性という意味でも最低限のページ数(コンテンツ量)を用意する必要があるでしょう。
品質を評価する指標としては、後述するE-E-A-Tという考え方があります。

内部リンクの設定

内部リンクの最適化とは、ホームページ内のページを行き来するためのリンクを正しく設定することを指します。
適切なアンカーテキストを使用することで、検索エンジンにとってホームページの内容を正確に理解させることができます。また、ユーザーもその内部リンクを辿ってストレスなくサイト内を移動できるため、サイト滞在時間も長くなり、これらすべてがSEOの向上に役立ちます。
リンクを貼る際は、遷移先のページを表すキーワードを含めることがコツです。

サイトマップの設置

ホームページの全ページを一覧できるようにしたXMLファイルのことです。
サイトマップは、ホームページの構造を示しているため、検索エンジンがホームページ内を正しくクロールされて、しっかりインデックスされるのに役立ちます。

ページの読み込み速度の改善

ユーザーファーストという観点から、読み込み速度についてはGoogleから厳しくチェックされます。
最もウエイトを占めるのが画像ですが、入手した画像をそのまま使ったりせず、必要最低限のサイズにリサイズすることが必要で、他には画像を圧縮して容量を軽くしてから使用したり、Webp等の次世代画像形式にするといった工夫が必要になります。

重複コンテンツをなくす

Googleは重複コンテンツを嫌います。
そこで、最初に行うべき重複コンテンツ対策は、「URLの正規化」です。
URLの正規化とは、同じページを示す複数のURLが存在する場合に、それらを1つの正しいURLに統合することをいいます。
例)「index.htmlのあり・なし」「wwwのあり・なし」「httpsかhttpか」等

「URLの正規化」以外にも、ホームページ内に同じようなことを書いているページが複数あると、重複コンテンツ扱い見なされる可能性があります。
似た内容のページを複数あると、Googleとしては「●●●という検索ニーズに対して一体どちらのページを検索結果に出せば良いのか…?」と迷ってしまい、日によって異なるページが表示されたり、複数並んで表示されたりすることになります。

そうなるとユーザーからのアクセスが分散されたり、Googleからの評価を食い合うカニバリズムという現象が起きたり、そもそも重複コンテンツはマイナス評価になりますので、最悪の場合どちらの順位も下がってしまうというマイナスな結果に繋がってしまいます。

1ページ1キーワード

「1ページ1キーワード」とは、1つのページに対して、1つのキーワードに焦点を絞ってコンテンツを作成しましょう、という考え方です。
例えば、「英会話教室」というキーワードを狙いたいページにおいて、「サッカー教室」や「健康食品」等の、複数のキーワードを使って情報を掲載すると、検索エンジンにとってどのキーワードにフォーカスすべきかが明確になりません。
しかし、「英会話教室」というキーワードに焦点を絞り、そのキーワードに関連する情報を掲載することで、そのページが「英会話教室」に関するページであると評価されて、結果的に検索結果で上位に表示される可能性が高まるというわけです。

情報の新しさ

Googleの検索エンジンは最新情報を提供できるサイトを優先的に表示しようとします。
したがって、新しいコンテンツを生むことはプラスになりますが、それだけではなく、過去に作成した記事であっても、内容を見直して情報をアップデートすることで評価UPに繋がります。
コラム記事であれば、記事を更新した後に更新日時も最新の日付に変更して、常にホームページの情報が新鮮である旨をアピールしましょう。

外部SEO対策

ホームページの外部からの信頼性を高めるためのSEO対策です。

被リンク(外部サイトからのリンク)の獲得

被リンクの獲得は、ホームページの信頼性を高めるために非常に重要です。
他のサイトからのリンクを獲得することで、ホームページの信頼性を高め、ランキングの向上につながります。
被リンクを増やすための手段としては、基本的にお役立ち情報を発信することで、外部サイトからリンクを得られやすくなります。

SNSを活用した対策

SNSでのフォロワーの獲得やSNSでのコンテンツの拡散により、自サイトへの被リンクサイテーション(被リンクの有無とは別で、自サイトの記事を引用されたり言及されること)の獲得につながります。

E-E-A-Tとは

E-E-A-Tとは、Googleが検索結果の品質を評価するための指標の1つで、以下の4つの要素から構成されます。

  • Experience(経験・体験)
  • Expertise(専門性)
  • Authority(権威性)
  • Trustworthiness(信頼性)

E-E-A-Tについては以下の記事で詳しく解説しております。

このように、ホームページのコンテンツの品質を評価する際に、専門性、権威性、信頼性、そして経験の4つの要素を総合的に評価する指標が、E-E-A-Tです。

E-E-A-Tの重要性は、特にお金や医療などの分野で高いといわれており、これらのホームページを運営している方は特に注意が必要です。

YMYLとは

YMYLは、Your Money or Your Lifeの略称で、Googleが定めたコンテンツの品質評価ガイドラインの1つです。

Googleは、ユーザー財産や健康、生活に影響を及ぼす可能性があるホームページに対して、特に高い品質の要求を設けています。YMYLに含まれる分野としては、金融、医療、健康、法律などが挙げられます。

これらの分野に関連するホームページには、高い専門性、正確性、信頼性、そして実際の経験・体験に基づく情報が求められ、適切な情報源や著者の詳細な情報などが必要とされます。これが先述したE-E-A-Tです。

したがって、YMYL領域のホームページでは、特にE-E-A-Tを意識したコンテンツ作りが求められているというわけです。

YMYLについては以下の記事で詳しく解説しております。

まとめ

今回は、SEO対策の基礎から具体的な施策方法をご紹介いたしました。

SEO対策は奥が深く、一つの施策を行っただけですぐ効果が出るわけではありません。
したがって、テクニックを追うだけではなく検索するユーザーの立場になってコンテンツを用意するという、基本に立ち返ることが重要なのかもしれませんね。

大阪のパープルグラフィックスは、ホームページ制作からSEO対策までを一貫して請け負っています。
自社サイトの順位を上げたい方や、これからホームページを立ち上げたい方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。

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