本音で話せる関係だからこそ、任せられる

藤井会東大阪看護学校

https://www.fujiikai-hkg.jp/

藤井会東大阪看護学校様は、医療法人藤井会グループが運営する看護学校として、地域医療を支える人材育成に取り組んでいます。
2025年4月の開校に向けて、「これからの地域医療を担う看護師を育てたい」という理念のもと、新たな教育環境の整備を進められていました。

当社では、開校準備段階からご相談をいただき、まずは仮サイトの制作からスタート。
限られた期間の中で情報発信を行いながら、資料請求や学校説明会の導線を整備していきました。
その後、本格的な公式サイトの制作へと発展し、学校の理念や特色をわかりやすく伝えるWebサイトを構築。
サイト公開後は、アクセス分析や広告運用、MEO対策などのWeb施策全般をサポートするコンサルタント的な立場として、学校広報のデジタル戦略を総合的に支援しています。

制作だけでなく、成果につながる運用までを一貫して伴走している点が大きな特徴です。

数ある制作会社の中で、なぜパープルに?

数ある業者の中から、弊社にご依頼いただいたきっかけを教えてください

奥田様:新設校の立ち上げにあたり、複数の制作会社から見積もりを取りました。金額の差が大きく、どこに依頼するか正直悩んでいました。そんな中で感じたのは、「Webだけでなく学校広報に詳しい人がいないと難しい」ということでした。

ーー実際に初めて会って打ち合わせさせてもらった印象はいかがでしたか?

奥田様:パープルさんは学校業界の経験が豊富で、提案も具体的。価格だけでなく、「この人たちならわかってくれそう」と思える安心感がありました。最終的にはコストパフォーマンスと専門性のバランスで決めました。

学校という組織ならではの意思決定の難しさ

学校としての意見調整(教職員・関係者間)で難しかったことはありましたか?

奥田様:学校では意見を出す人が多くなると、どうしてもまとまりにくいんです。以前、パンフレット撮影の件で全体に報告したところ、反対意見が出て予定が覆りそうになったこともありました。

――最初の頃は、打ち合わせに多くの方が出席され、議題がなかなか進まない状況でしたね。

奥田様:途中からパープルさんの提案もあり、校長・副校長・事務長など少人数で決定する体制に変更しました。おかげでスピード感を持って進められるようになりました。

サイト公開後の反応

サイト公開後、どんな反響がありましたか?

奥田様:サイトを公開したのは2024年の夏ごろですよね。それまでは1ページだけの仮サイトを年初に公開したので、新しいサイト公開後は資料請求やオープンキャンパスの申し込みが大幅に増加しました。

――そうですね、2024年の当初から夏までは、開校予定だけを掲載した1ページの仮サイトでしたね。

奥田様:いまでは、「見るだけのサイト」ではなく、学校と学生をつなぐ大切なツールになっています。広報としても非常に効果的だと感じています。

本音で向き合うことで生まれた“信頼関係”

サイト運用開始当初はすれ違いがありましたが、関係性が変わったきっかけは何でしたか?

奥田様:最初の頃は、お互いに少し距離がありました。具体的には業務範囲や追加料金の線引きも曖昧で、「これはどこまでお願いできるのか?」といったすれ違いもありました。

――そうですね、私たちも提供するサービスと求められていることのギャップを感じていました。

奥田様:一度は契約を白紙に戻すことも検討しましたが、パープルさんから「なんとか期待に応えたい」と言ってもらい、そこから本音で話し合う時間を設けたんですよね。

――運用保守メニューを見直しから改めてがっつりと話し合う時間をいただきましたね。

奥田様:そのとき、お金の話ではなく“どうすれば目的を達成できるか”を一緒に考えてくれた。
結果的に、金額は変えずに中身を見直して進めることで合意。あの話し合いが、信頼関係を築く大きな転機になりました。

――確かに、あの話し合いを境に、明らかに空気感や関係性が変わりましたよね。

奥田様:私は銀行員時代から、正直に話すことを大事にしてきました。取引先にとって耳が痛いことでも、相手のためになるならちゃんと伝える。それで「やかましい」と言われることもありますが、「ありがとう」と言われることもあります。パープルさんが真正面から話し合いに応じてくれたことで、「あんたに任すわ」と言える関係を築けました。お互いに腹を割って話せる、それが一番の信頼の形だと思っています。

今後の期待

これから、私たちにどんなことを期待していますか?

奥田様:今後は、Web制作だけでなく学校全体の広報やブランディングを支えるアドバイザーとして関わってほしいと思っています。もちろん、一社にすべてを任せるリスクはあります。でも、率直に話し合える関係性があれば安心して任せられると思っています。

――はい、もちろんです。今後も一緒に考えながら進めさせていただければと思います。

奥田様:これからも、お互いに本音で意見を出し合いながら、より良い形で一緒に成長していければと考えています。